自給自足して暮らすのが夢です。
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手始めに、数年前よりベランダでプランター栽培を始めたりしています。
名付けて「タダス農園」。
しかもトマトやゴーヤーといったメジャーな野菜ではなく、穀物です!
以前の記事でも述べていますが「自然農法・自然栽培」での自給に憧れていまして、何冊もそれに関する本で調べたりしています。
「“自然農は、”耕さず、肥料・農薬を用いず、草々・虫たちを敵にしない” 自然の営みに添った農です。」(赤目自然農塾のサイトより抜粋)
本を読むだけでは、なんとなくしかわからない。やはり感覚を掴むために実践してみたくなるものです。
でも庭も畑もない賃貸暮らし・・・。いや、ベランダがあるじゃないか!
ということで、
自然農法の練習になればと2年前に「無肥料・無農薬」の稲作をしてみました。
今回は素人が自然農法でのバケツ稲栽培した経過をご紹介したいと思います!
赤っ恥覚悟ッ!!タダス農園(ベランダ)でのバケツ稲の記録↓↓
(やってみたい方は参考と言うより反面教師として以下をご覧ください)
田植えの2~3週間前にイチゴパックで玄米を水につけました。
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数日後に発芽するので、それをもう一つのいちごパックに入れた培養土にピンセットで植え付け。
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田植えの時期に見る苗っぽい高さまで成長したら、黒土・赤玉土・鹿沼土を用意。「6:2:2」の割合で混ぜます。
最初バケツ稲ならぬ「ペットボトル稲」にしてみたので2Lボトルに土と水を張り田植えしました。
※ちなみにこの「ペットボトル稲」はYouTuber宮崎大輔さんのこちら↓の動画を参考にさせていただきました。
「【再生野菜】スーパーのコメを再生栽培する方法!ペットボトルで稲をかんたんに育てよう【リボベジ】」
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それからは、太陽と気温に任せて我が家の水田が干上がらない程度に水を加えながら、ぐんぐん育つ稲を観察します。
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ペットボトルじゃ狭そうだったので、やっぱりバケツに植え替えました(笑)。
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秋に近づくと穂が出て、花が咲きます。
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その頃から鳥除けネットを念のためかけておきます。
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「中干し」という一度水を抜く時期に入ると、水を加えずに土がヒビいくまでほっときます。
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それから再び水をはったり抜いたりを繰り返していき、順調に穂が垂れてきたら、いよいよ水はほんのり湿る程度に与えます。
穂がどんどん膨らんできます。
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黄金色になり、お米が出来たなーと感じたころに、稲刈りします(ハサミでw)
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この後3週間ほど逆さに吊るして天日干しさせました。
これが2年前にやったタダス農園の稲作の流れです。
無事に稲刈りまで育てられただけで、とても嬉しくて既に達成感たっぷりでした。
稲の花をじっくり見たのは初めてでしたし、穂が膨らんで垂れてくる様も観察できて面白かったです!
・・・ですが、コレ、自分にとって初めての自然農。しかもベランダ&バケツ栽培。
通常、稲作は化学肥料を追加しながら成長を促すらしいです。
こういう一般的な栽培方法(耕して、肥料与えて時には農薬・除草剤を使う)を「慣行農法」というらしいです。
その慣行農法で普通に育てたバケツ稲からは、おおよそ「お茶碗1/3」くらいの収穫できるとの事。
一方で、初のバケツ稲をよりによって自然農法(何の肥料も全く与えてない)で育てた超初心者素人ニンゲンは、いったいどれだけの収穫ができたのか・・・。
ネットで調べて知った、牛乳パックと割ってない割り箸のやり方で脱穀していきます!
続いて、
すり鉢で精米!
タニタの測りで収穫量を見てみます!
・・・・5g!!!!!!!
HAHAHAHA!!
たったの5グラムの収穫量でした!www
やっぱり「大地」と「限られた土」は根が吸い取る栄養の量など差が違いすぎることがわかりましたね、、。
母なる広ーい大地に立つ植物は、自ら養分のある方へ根を伸ばし成長していくことができる一方、バケツとかペットボトルで育てた稲は、そりゃいくら端から端まで養分を吸いまくって足りなくてもそれ以上伸ばすことができないんですよね。
大地との力の差も思い知らされる、深い学びができました。
ああ、いつか大地でリベンジするぞー!