こんにちは。
児童書の「黒ねこサンゴロウ」が子供の頃から大好きなタダスです。
世界観も挿絵も素晴らしく、作者の竹下文子さんのブログも時々見に行くほどのサンゴロウファンです。
そこでは、本編では語られなかった設定や載らなかったイラストも時々見れたりするので、見つけたら更にストーリーを想像してしまったりとワクワクが止まりません。
いや、これは本当に大好きな作品です。万人に薦めたくなります。墓まで入れたい。墓作らない派だけど。
そんな世のサンゴロウファンに嬉しい知らせが。
久しぶりに竹下さんのブログへ飛んでみると、なんと黒ねこサンゴロウシリーズの姉妹編ともいえる「ドルフィン・エクスプレス」シリーズが復刊したようなのです! 全5冊。
うわー、リアルタイムで知りたかった朗報ッ!!(2022年6月に発売されたようです)
サンゴロウも登場する、同じ世界観のお話ですが、主人公は宅配業の青年テール。船で荷物を運び島から島へ届けるといった多忙な仕事を通して色々なハプニングに出会うストーリーです。
カジキ爺さんの孫やヤマネコ族のあの美人元女医さんも登場するので、タダスにはサンゴロウシリーズの続編の印象があります。一部はサンゴロウと時系列が重なる話もありそうですが。
なぜ・・・こんなワクワクするしかない作品が・・・絶版になってたんですか・・・??
実は私自身、この「ドルフィン・エクスプレス」シリーズの存在を知ったのが大人になってからで、当時すでに廃版扱いだったんです。
やはりサンゴロウシリーズの存在感が大きすぎて、人気の伸びが続かなかったんでしょうか??
図書館で3冊ほどは置いてあったので読みましたら安定の面白さで「やっぱこの世界観めっちゃ好きだ―!」と、復刊を心から願っていました。
だ か ら 、 す ご く 嬉 し い !
Amazonやhontoなど通販でも注文可能なようです。
私も買う予定です。やっと全話読めます。
家宝が増えます(歓喜)。
数日前に持ち物整理して大分捨てたから、与えられたご褒美かな? とも感じてしまいます。
---ここから下は個人的な余談---
そういえば挿絵を担当されている鈴木まもるさんは竹下さんの夫でもある様で、それで竹下さんのブログにもイラストを載せられてたりするんですよね。
この方の挿絵に憧れて、タダスが新都社で挿絵担当した小説作品「オピオイドの繭」や挿絵風ファンアートを描いた「私の部屋と不思議な穴」は、実はかなり意識したタッチで描きました。
未だにあのタッチは好きですね。何重にも線が重なっているのに、ほんわかした柔らかい印象の画風になります。