不耕起の自然農法を始めるために必要な土とは

いつか自分の畑を持って半自給自足の生活を目指し知恵を調べ集めている日々です。

自然農法を始めるには、自然に帰った状態の土の畑が必要です。

耕して肥料を与えて除草して、必要に応じて農薬を使う…という一般的な畑のやり方を「慣行農法」というようです。

長年その方法で野菜を作ってきた畑で、いきなり耕さない自然農法に切り替えても土は固くなり野菜は育たず、草の生命力に負けたり虫が大量発生したりと、上手くいかない時期が何年も続くらしいです。

そんな所の畑は、人が手を加えまくっているので化学肥料や農薬の成分が土の中にまだ残っています。その「不自然な成分」を完全に取り除かないと、自然栽培は始められないんですよね。

そのためには、何年もかけて草が生えるに任せておくか、トウモロコシを植えて土壌改良するのが良いようです。

それは最低3年~7年かかると、多くの方が言っています。

何年も草を繰り返し生やしておくと、土の中の毒素が草に吸収されたり、微生物により解毒が進んだりして徐々に自然の状態の土地に戻るそうです。

ゆっくり時間をかけて土の状態が自然に近づくにつれて、次第に生える草の種類も変わってきます。

草の種類で、今ある土の状態を確かめるのだそうです。

根が短い草、長い草、イネ科の草、マメ科の草、酸性の草やアルカリ性の草…スギナ(つくし)の生える土地は酸性が強いというのは有名な話ですよね。

あのような感覚で、土の状態をよく観察して「戻っていく」のを見極めるのが大切だということです。

そういうわけで、一番手っ取り早く自然農法を始めるには、長年使われなくなった畑である「耕作放棄地」を手に入れると、自然に帰った土になっている可能性が高いのですぐに始められるということです!

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