挿絵とコミカライズの可能性

8年以上投稿サイトで公開を続けている漫画活動で、私が一番刺激を受けたのは自身の作品の創作よりも、「コミカライズ」や「小説の挿絵」といった他者の作品を視覚化する作業でした。

私が使っている投稿サイトには小説や詩といった文芸ジャンルもあります。

絵は描かない人でも文章で創作活動している人も多くいます。

その中で感動した作品や素敵だなと感じた作品の作者にコンタクトを取って、挿絵を描かせて頂きました。

それから作者との話が進んで今度はコミカライズをしようという事になり「文字から絵を起こしキャラクターを動かす」という事もやりました。

これが、いままで自分でストーリーを考えて作ってきた作業とはまるで違ったので、非常に刺激的で面白かったのです。

「文章を視覚化」は作者のイメージと、文章からイメージしたもの、また他の読者のイメージとの差異を意識しながら描いていくので、作業でとても意識を集中させました。

他の読者の感想欄で「イメージと合う」と言ってもらえた時の達成感は大きいものでしたね!

ここで、私の絵の活動で“もうひとつの可能性”を見出せたと思います。

現在は主に挿絵活動で私の名前をより広めていけたらな、と考えて行動(営業)しています。

「他者の小説を視覚化」。私のつたない漫画構成力では商業でコミカライズを描くのはまだハードルが高い気もしますが、でも最近巷で人気のコミカライズ作品が多い「異世界転生シリーズ」。あのような世界観のシリーズではなく、ちょっと道を逸れた先に(例えば童話や絵本)可能性があるのではないか、と模索も続けています。

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