もち麦ベランダ栽培の記録1

もち麦ごはん

麦を育ててみたい。でも種は何処・・・???

自然農法の福岡正信さんが稲作をする時のやり方である麦→米→麦→米…の栽培方法を実践するための練習として、麦の栽培もしたいと思っていました。

そういうことで、少し前ですが2021年の秋、挑戦することにしました。

この記事は、過去(2021年~2022年にかけて)のもち麦ベランダ栽培を記録したものになっております。

数回に分けてご紹介していきますので、興味のある方はどうぞご覧になってください。

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自然農法では、麦はコメの稲刈りが済む前に田んぼに種を撒いてしまうそうです。

そのあと稲刈りをしたら、土から麦が育ち伸びてきます。その上から冬の保温・保湿効果もある稲わらを(雑に)撒いてマルチに。

(綺麗に長さと向きを揃えて撒いたわらでは、かえって上手くいかないそうです)

そういう事をいつか実践するために、まだ見たことがない麦が育つ過程も知っておきたいなと思いました。

さて早速、種になる麦を買おうと調べたら、問題発生。

「種」としての麦は、大規模農業レベルの量でないと、手に入らない様なのです。

では前回のお米バケツ栽培の時のように買ってきた玄米を水に浸したら芽が出てくるのでは? と考え雑穀米の素として売られているもち麦やハト麦は使えないかと調べてみました。

 結論として、これらは使えないことが分かりました。ほぼ胚芽が取られた状態で売っている、いわゆる「精米された白米」と同じような状態で売られている麦だから。

これでは水につけても、ふやけるだけで芽は出ません・・・。

どうしよう。

植えるための麦(プランター栽培並みの少量)がこんなに手に入りにくいとは!

更に調べていきました。

すると・・・見つけました。なんとか二通りの方法を。

プランターでの麦栽培のための「少量の種麦の入手法」を!

それがこの二つです。

   ↓↓

 ① 麦の収穫の時期に、麦畑付近の道端に落ちている麦わらを拾う

 ② 玄麦を買う

このいずれかで育てる麦が手に入ります。

①は言葉の通り、田植え前頃の初夏の収穫の時期に、麦畑のある地域に出向いて(近所にあれば散歩がてら)道端に収穫時の零れ落ちた穂を拾います。畑から取ったら犯罪なので、あくまで道端に「明らかに捨てられている」ものを頂戴します。

ですが初夏の収穫時期でないと手に入らないため、種まきの秋では季節が違います。

栽培に挑戦したくても、来年まで待つしかないでしょう。

またこういった広大な麦畑で育てている品種は、小麦が多いです。

小麦では問題があるのかと言われればそうではないです。ただ少し、難しいらしい・・・。自然農法で使うには、初心者にとっては小麦よりも「はだか麦(大麦の仲間)」が育てやすいらしいのです。おまけに大麦はグルテンフリーです。

ですので、初めて育てるには小麦ではない方が栽培が成功しやすそう、という訳です。

②は、あまり聞きなれない言葉かもしれませんが「げんばく」と読みます。胚芽がついている、麦の玄米バージョンの事です。普通にお米と混ぜて雑穀米と同じように炊いて食べられます。

産直市場(売られていない店も多いです)や通販で購入できます。

麦もこの状態を買えば、芽が出るようです。

(高温殺菌されていないことが条件です)

私はこの②の方法で入手することにしました。

Amazonや農産物の通販サイト等、色々な場所で販売されているのが見えましたよ。

どうせならばと、無農薬の農産物を扱っているサイトからもち麦の玄麦を注文しました。

無農薬でも200グラム700~900円程度と、それほど高級な値段ではないので安心して購入できました。

そして2021年の10月下旬に、芽を出すためにトレイで水につけてみました。

数日後、米ほど発芽スピードはないですが、ゆっくりと小さな芽がいくつか見えました。

<写真撮るの忘れてしまいました! 次回からは画像アリです>

ある程度育ったら、プランターに植えてみようと思います。

どうなるか、楽しみですね!

前回に引き続き、イネ科栽培の挑戦は続きます・・・

※これから何回かに分けて、記録を順に公開していきます

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