頼らずに自分たちでやるという事

相変わらず、畑の作業と家の修理に追われている日々です。

数十年空き家だったようですが、幸い屋根はしっかりしていて雨漏りだけは無いのです(そこが有り難い!)。・・・が、壁や床が危ういです。

ほぼ廃墟だった家のリフォームですが、なるべく業者には頼まずに家族と一緒に自分たちだけで作業しています。つまり素人がいきなり本格DIYをしている状態なので大変時間がかかっています。

凍結で水道管が破裂して直した時も、プロではないのでまず何の道具が必要なのか・・・慣れないうちは家の中へ外へホームセンターへと駆けずり回っていました。

畑も、細い棚田だったところが数段あるのですが、せまくて機械が入らない(もともと自然農をするつもりだから機械は基本的には使わないのですが)から、耕したり猪が土を凸凹にしているところをならすのも、すべて手作業です。

大変に時間がかかります。

人や機械に頼っていないのは、わずかな貯えでこの地へ来たという理由もあるのですが、自分のものは自分で少しずつでも把握していきたいというのもあります。長年耕作されていなかった畑の隅に、先日井戸らしきものを「発掘」しました。実際崩れた斜面からわずかにのぞいていた窪みを見つけて、掘って土をどかしていったら比較的きれいな水が溜まっている手掘りの小さな洞窟と四角い入口が見つかったので、これは発掘でしょう(笑)。

家の周りに作られていた側溝も、土に埋もれていたので始め「ある」とは知りませんでした。これもショベルで少しずつ泥を掘り出していってきれいに掃除して、現在はあと一辺を残してちゃんと排水などで機能してくれています。

こういう具合に少しずつ進めてみないと見えてこない、前の住民の「この家の使い方」の発見があるので、本当に大変だと感じる時が多いですが、面白いです。

ただ、なかなか絵が描けない・・・。

こんな暮らしなので、引越しの荷物がまだ段ボールの中です。必要な分だけ出して、ほか直ぐには使わないものは箱ごと押入れに突っ込んであります。本とかCDとか古い書類とか。

パソコン、スキャナ、プリンタだけはいつでも使えるように置いていますが、モニターやペンタブの置き場所(作業スペース)が確保できずにいます。web漫画の続き作業、忙しい中でも気晴らしに描きたいなあと思うのですが、まだまだおあずけ、かな・・・。

絵具や画用紙などアナログで描く画材は段ボールのふたを開けて、一応いつでも使えるようにはしているんですがね。

・・・アナログでかこうか・・・・・・・。

これは引っ越してから2か月後、ようやっと最初に描いた、透明水彩画。

うーん、弱弱しいなあ。

工事で疲れ切ってる精神がめちゃくちゃに出ている・・・!

「表現」については、作業場を近いうちにぜひ確保したいです!

ああ、でも本当に、やることがいっぱいあり過ぎて優先順位が時々分からなくなりますね。

とにかく長年使われてこなかった畑を作り直す作業が急がれる!

絵なんてかいてる場合じゃないとさえ考えてしまいがちな日々です。

こんなに時間が足らない日々になるとは・・・。

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