ついに雑草食やりはじめましたよ

この暮らしで何が一番お金がかかるって、家の工事代を除けばやはりガソリン代と農業資材なんですよね。

商売が確立できないとこれが払えなくなる。

イベントやネットなどで作物や作品が売れたら収入になるんですけれども、肝心の作物はというと、去年の春に植えたエンドウ豆やのらぼう菜や小松菜は初めての土地での栽培の所為か、要領が分からなくて惨敗。

春に植えたジャガイモや里芋やショウガ、ねぎはまだ収穫できない時期です。

春野菜の惨敗、詳しく言ってみるとのらぼう菜は以前の記事を参考にしてもらったら分かりますがガチガチの筋ばった出来栄え。

小松菜はなんか大きくならないまま花が咲いてしまった(この際種取りしてやろうと思い、現在放置中)。

エンドウ(アラスカとキヌサヤ)は冬の間ハウス栽培したのに何を間違えたのかウドンコ病にめっちゃかかった!

自然農法でいこうと意気込んでいたから、無肥料で頑張ってみようとしたけど春めいてきた頃にさすがに焦ってきて、エンドウの根元にちょっとだけ発酵鶏糞と土壌改良にいいと聞く竹パウダーを「補い」として与えました。

そうしたらそれが幸いしてくれたのか、ちょっとだけ元気を取り戻して新しいツルを上へと伸ばしてくれました。

上手くいくかな?と思ったのもつかの間、ここで事件発生。

なんと季節外れ?なのか異常気象なのか、先日のある夜激しい雷とともに見たこともない巨大な雹が二度も立て続けに降ってきたのです!

テニスボールくらいの大きさのもありました(家に石投げ付けられているかのような音でした)。

やられました・・・。家の波板屋根とビニールハウスがボッコボコに穴あきました。

ついでに車もベコベコに。

同じ日、兵庫も大変な被害があったようですね。怖い日でしたね。

この被害でやっと元気になっていたエンドウが倒されました。

ハウスのビニールを突き破って降って来た雹が当たって、ボキボキに折られてしまっていましたよ・・・えーん。

いくつか生き残っているつるを残して、大半を処分しました。

そういうわけで、現在キヌサヤの方で一日3~4つずつ収穫できてる状態です。

アラスカはキヌサヤよりも始めから少し元気だったので、結構さやをつけてくれていますが、被害がより大きかったので数少ないツルでちゃんと膨らんでくるか分かりません。

こんな感じなので、いよいよ生活していく資金を上手に使っていかねばという段階になってきました。

家はボロい空き家だった上、まだ全然修理が終わってない状態なのでもちろん火災保険はかけていません。

波板(ポリカーボネート)は自力で直した(上に重ねて置いただけ)ところと直してないところがあるので、気を付けないと破れた穴から雨が降って来ます。

よそから見ると、結構ツギハギな家に見えるだろうなぁ(笑)。

というわけで、とりあえず食べ物の強制的な自給を迫られる状況になってきました!

畑の端の方や庭には、なにかと雑草が生えています。

自然農法の福岡さんは「雑草なんて言うな、ひとつひとつ名前があり意味がある」と仰っていたそうですが、まだ山菜もろくに知らない自分にとっては総称でまだ雑草とか野草と言いたくなってしまいますね。

そんななかでもようやく覚えた「食べられる草」のうち、やたらよく生えている「ギシギシ」と「カラスノエンドウ」をこの頃食べています。

どちらも、天ぷらが気楽でおいしいです。野草はとりあえず天ぷらと聞きますが、本当にそう感じます。

これがギシギシの葉です

ギシギシは見た目ただの菜っ葉で、ほうれん草のようにシュウ酸が多いので茹でこぼしてあく抜きして使ったりします。

スイバという似た草もありこれも食べられるみたいですが、名前の通り酸っぱいらしいので試していないです。

味は葉の真ん中の芯を切り取れば柔らかく癖もない「なっ葉」という感覚で食べられます。

レンコンの酢漬けと炒めたら特に美味しかったです!

ギシギシといえば、ヨーロッパなど欧米諸国ではれっきとした「野菜」として栽培もされ流通しているみたいです。

日本では勝手に生えてる草というイメージが強いですが、味も悪くないしなんだか力が出る感じもするし、食べはじめてみると庭で見かけてももう立派な「食べ物」にしか見えなくなってしまいました(笑)。

カラスノエンドウは春先の伸び始めたまだ若い新芽の葉を少し食べられる程度でした。

味は・・・天ぷらにして食べましたが癖がなく優しすぎてぶっちゃけ衣の味しか覚えてないです。

この草はアブラムシをよく引き寄せるようなので、きれいな葉を見つけるのも少し忍耐が要りますね。

そのぶん、畑のそばで生えてくれると野菜にアブラムシがつきにくくなっていい感じになるのですが。

そんなこんなで、ついに節約と自給を兼ねて雑草食を始めた翠彗ただすでした。

次は何の草を試そうかな(毒草が怖いからあんまり種類は増やしたくない)

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