スベリヒユが何気なく食卓に上るという生活

「畑のやっかいもの!」で悪名高い、雑草もとい貴重な食糧のひとつであるスベリヒユ、いよいよ採集できるほどわんさか育ってきました。

特に大豆の畑でめっちゃ元気です。相性がいいのでしょうか?

早速どんな味がするのか、わくわく食べてみることにしました!

先に結論からお伝えすると、

「ツルムラサキと同じ味がしました。」

一応、毒草と間違えていないか確認のため花が咲くまで待ちました。調べてみると花も種も食べて問題ないとのこと。

黄色い小さな花が咲きました。スベリヒユで間違いなことが分かったので、根ごと数本抜いて初採集!

初めてなので、一番簡単なお浸しにして食べることにしました。

野草や山菜によくある「アク」もなく味はやや酸味がある程度で、筋もなく大変食べやすいものでした。

茹でると独特の粘り気がややあり、お浸しにして食べた限りでは「ツルムラサキ」という野菜とほぼ同じ感覚で抵抗なく完食できます。

畑でまさにツルムラサキも育てています。

ツルムラサキの方は茎にスジが多いので葉を食べる

収穫の季節も重なるので一緒に食べてみたらどうなるか、試してみました。

同じくお浸しにして食べてみると・・・

全く違いが分かりませんでした。

つまり味が一緒という感想です。

でも、このふたつの植物、学術的(?)には全然違うのです。

スベリヒユは「スベリヒユ科スベリヒユ属」という一年生植物。

ツルムラサキは「ツルムラサキ科ツルムラサキ属」のつる性一年生植物。

お互い「それでしかない」という分類になっています。

でも味が一緒。特徴的なぬめりもお互い同じ「ムチン」という成分からできています。

正直、どっちかに統一してほしいと思うほど、似ています。

味も食感もスベリヒユ=ツルムラサキです。

美味しいし、お通じもよくなるのでこの記事を書くまでにもう3回ほど食卓に上がりました。

こんなに食べやすいとは思いませんでした。食べられる食材がまたひとつ増えました!

今のところお浸ししか食べ方を知らないので、今後は色んな料理で試していきたいと思います。

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